2015年8月16日日曜日

Crown Athlete Turbo






















"いつかはクラウン"

いま話題の某デザイナーの作品の一つである"TOYOTA Re BORN"をバックに佇んでいるピンクの乗用車。
トヨタが1955年より生産している高級車、クラウンの14代目。通称210系です。
210系クラウンは2012年12月に先代に当たる200系からフルモデルチェンジをし、既に2年以上経過しています。
クラウンは法人利用も少なくなく、またロングセラーモデルということもあり非常に販売台数の多いクルマです。
近年自動車のモデルサイクルが長くなったにも関わらず、現在でもおおよそ4年一回フルモデルチェンジを繰り返しているまさにトヨタのフラッグシップモデルであります。

ちなみに4年でフルモデルチェンジの理由には、1988(昭和63)年7月以前の車検制度が関係していました。
現在は新車登録から初回の車検までは3年ですが、'88年6月30日までに登録された自家用乗用車であれば新車、中古車に関わらず2年でした。
その為、おおよそ発売から2年でマイナーチェンジ、4年でフルモデルチェンジを行えば車検を理由に自動車が売りやすくなるという営業的観点からこのモデルサイクルが生まれたようです。
もちろんクラウンのように販売台数が見込めるクルマの場合、多額の費用を投じて新型車を投入することは利益に繋がりますが、近年、若者のクルマ離れや不況等で新車販売台数が落ち込んでいる事に加え、初回車検までの期間が3年に伸びた等の理由からモデルサイクルも伸びていったように考えられますね。

このモデルサイクルを今でも守り続けているクラウン、前述の通り発売から2年以上経過している210系にもマイナーチェンジの話が飛び込んできています。





















来る10月1日、デザインの小変更、ボディカラーの追加に加え、搭載エンジンの変更等のマイナーチェンジが予定されているようです。
現在の210系クラウンのエンジンラインナップは2GR-FSE、4GR-FSEの排気量の異なる二つのV6と、ハイブリッドモデル用の2AR-FSEの直4という2種類3排気量となっています。

3,500ccの2GR-FSEはアスリートに、2,500ccの4GR-FSEはアスリートとロイヤル、ロイヤルサルーン、そして2,500ccの2AR-FSEはアスリートハイブリッド、ロイヤルハイブリッドに採用されています。

今回のマイナーチェンジでは2,500ccのアスリートに採用されている4GR-FSEが、現在レクサスNX200tやIS200tに搭載されている8AR-FTSに変更になるようです。
この8AR-FTSというエンジンは2,000cc直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンという小排気量ターボエンジンであり所謂"ダウンサイジング"となるわけですね。

この8AR-FTSの搭載されているNX200tはFF横置きレイアウトですが、その後に発売されたIS200tはFR縦置きレイアウトとなっており、そのユニットがほぼそのままクラウンにも搭載される事となりそうです。
またトランスミッションもIS200tに搭載されている8速SPDS(Speed Sport Direct Shift)が採用されるようです。

最高出力は235ps/5,200~5,800rpm
最大トルクが35.7kgm/1,650~4,000rpmと数値だけ見ると、3,500ccの2GR-FSEにも匹敵するパワフルなトルクが印象的ですね。(2GR-FSEは38.4kgm/4,800rpm)
またターボ専用に開発されたD-4STに加え、より可変範囲の広い連続可変バルブタイミング機構VVT-iWを採用したことにより、JC08モード燃費は13.4km/L(IS200t)をマーク。

6月に追加された同じく2,000ccターボの日産のスカイライン200GT-tとまさに同クラスとなりますね。
こちらのスカイラインも"スカイライン2000GT"の復活と巷で話題になりましたが、クラウンのターボも170系の1JZ-GTE搭載モデル"アスリートV"の生産終了以来、12年ぶりの復活となります。















またマイナーチェンジでトヨタのスポーツカーブランドである"G's"も新たにラインナップに加わるようです。
現在販売されている主にプラットフォーム等を共有しているマークX G'sとチューニングメニューはほぼ同じとなりそうですね。
エクステリアも他のG'sモデル同様、専用のLEDランプやホイール等があしらわれ精悍なフォルムとなっています。
マフラーもやはりマークXのような4本出しとなるのでしょうか。

ちなみにこのマイナーチェンジによって2003年発売の180系からラインナップされ続けてきた、アスリートのV6 2,500cc 4GR-FSE FRモデルは消滅してしまいます。(4WDは継続生産)















"ゼロクラウン"の登場から早12年。
高級車の代名詞的存在でもあるクラウンも、また一つ時代の流れで大きく変わりそうですね。

ターボエンジンはかつてのハイパワーだけが取り柄のイメージとは打って変わり、今や小排気量ターボエンジンこそ環境にも良く、燃費の向上にも一役買っているというまさにガソリンエンジンの行き着く先でもあります。
サイズは小さく、しかしパワーが大きく、重量も軽く、燃費も良い、むしろ大排気量エンジンの方が劣っているのは明確ではありますが、自動車のステイタス性という面から見ると、大排気量エンジンには大排気量エンジンの良さがありますよね。

今後国産車もダウンサイジングターボエンジンのクルマが増えて行く事と思いますが、どこか寂しさも感じてしまうのは私だけでしょうか。

2015年7月14日火曜日

[FM5]NA8C ROADSTER




















1994 Mazda MX-5 Miata (NA8C)

Over Rev! Yoshinaga's Roadster

エンジン型式:BP-ZE
最大出力:180ps(132kw)/6,500rpm
最大トルク:20.0kgf-m(196N-m)/4,500rpm
種類:直列4気筒DOHC
総排気量:1,839cc
過給器:自然吸気
車両重量:1,072kg


















女性版頭文字Dなどと評される、峠やサーキットを舞台にレースを繰り広げる自動車漫画"オーバーレブ!"に登場する、"吉永"という男性キャラクターの愛車をモデルにしています。
オーバーレブ!をご存じの方は、リアバンパーに大きく貼られたダンロップステッカーで思い出される方も多いのではないでしょうか。

ちなみにオーバーレブ!の作者山口かつみ氏は福岡県北九州市の出身で、現在も在住しているんだとか。
私も北九州市に比較的近い地域で生活しておりどこか親近感を覚えます。
福岡県の出身故か、オーバーレブ!の舞台は神奈川県ながら、福岡県の有名な心霊スポットの一つでもある"犬鳴峠(いぬなきとうげ)"をモデルとした"犬鳴峠(いんなきとうげ)"なる幽霊騒ぎのある峠が作中に登場しています。

ちなみに実際の犬鳴峠ですが、新道と旧道があり、新道の方は至って特徴の無いただのトンネルです。
旧道は現在は使われておらず、入口がいたずら防止の為にブロックで塞がれており、旧道に繋がる道はフェンスが張られており、基本的に立ち入りは出来なくなっています。
ちなみにこの犬鳴峠は宮若市という地域と糟屋郡久山町という地域をつなぐ為のものであり、双方の市町に跨っています。
旧道を訪問する際に糟屋郡久山町の方から侵入した場合は、処罰の対象となるのでご注意を。

犬鳴峠がここまで有名な心霊スポットとなってしまったのは、およそ30年ほど前に、いわゆる不良グループによって一人の男性が旧道で焼殺された事件が由来となっているのではないかと言われています。
また15年ほど前にも犬鳴峠近くの犬鳴ダムにおいて死体遺棄事件が起こっているのも追い風になってしまったのではないでしょうか。

人が殺されている事からお化けが出るなどと言われ、次第に面白おかしく犬鳴村伝説などという話が作り上げられてしまったのでしょうね。
またちょうど都市伝説ブームの時期というのもあって瞬く間にメディアによって日本全国に広まったのではないのかなと思います。
ちなみに福岡県民の私として言わせて頂くと、もちろんお化けなんてでませんし、犬鳴村伝説も全くのガセです。
県外から旧道を訪問される方も大勢いるようですが、お化けよりいわゆる"筑豊のDQN"に警戒された方が吉かと思われます。


さて、話が大きく脱線しましたが、このNA8CはForza Motorsport 5では最も低いクラスであるDに照準を合わせてセッティングしてみました。
DクラスではBMCミニや、ロータスエランといったロードスターよりも遥かに小さく、軽い車の活躍している場であり、敢えてここはあまり軽量化に重点をおかず、バランスの良いセッティングを目指しています。

また、敢えてちょっとしたこだわりとして機械式LSDを入れずに、NA8C純正のトルセンLSDをそのまま使っています。(果たしてForza Motorsport 5が純正LSDの性能をどこまで再現しているのかは分かりませんが)

Dクラスは競技人口が少ないというのもありますが、十分オンラインでも戦える1台になっていると思います。
残念ながらBMCミニには及びませんが、私より速い人の手にかかれば着いて行く事も不可能ではないと思われます。


Circuit de Catalunya 参考タイム
2:11.318
2:20.534 (Stock)

1/4 mile : 14.583
1/2 mile : 23.334
   1 mile : 37.384

チューニングデータ名 : D400 MX-5
キーワード1 : サーキット
キーワード2 : ハンドリング重視
フリーワード : Final 4.77

チューニングデータ名 : D400 MX-5 Ver.2
キーワード1 : サーキット
キーワード2 : ハンドリング重視
フリーワード : Final 4.(スペース)55

















基本はファイナル4.77です。
レース仕様のミッションを入れているので6速まであるのですが、5速で吹け切れるようにクロス化しており、5速と6速は同じギア比にしている為、実質5速になっています。
180馬力しか無い為、ほぼ全てのコースは4.77で問題無いのですが、ノルドシュライフェのメインストレートとサルテサーキットのオールドミュルサンヌレイアウトでのユノディエールだと頭打ちになるので、若干ハイギア仕様の4.55も用意しています。
バーサストのバックストレートを抜けてヘアピン手前の若干下った所でもレブに当たりますが、中盤の高低差の激しいセクションを考慮すると4.77で大丈夫かと思います。

ちなみに外装は前述の通り、オーバーレブ!の吉永のロードスターをモデルにしている為、Garage VARYのフロントリップ、サイドスカート、リアバンパーに、5ZigneのGN+の16インチをハイグリップラジアルと組み合わせています。


















Forza Motorsport 4の頃も同じような車に乗っていたんですね。
ろど☆すたなだけに…。

2015年6月19日金曜日

[FM5]PETRONAS GS350 ST3


















2013 Lexus GS 350 F Sport (DBA-GRL15)

C500 PETRONAS GS 350 ST3

エンジン型式:2GR-FSE
最大出力:320ps(235kw)/6,400rpm
最大トルク:39.5kgf-m(387N-m)/4,800rpm
種類:V型6気筒DOHC
総排気量:3,456cc
過給器:自然吸気
車両重量:1,788kg



















モデルは2012年にOTG Motorsports(大阪トヨペットグループ)がスーパー耐久ST3クラスに参戦していた、PETRONAS TWS GS350(S191)です。

Forza Motorsport内に於いても、出来る限りSTOの技術規則に則ってチューンナップしています。

またサスペンションは実際にTOM'sがリリースしているスポーツサスペンションキット(S191)のバネレートを流用。
トランスミッションもスープラ(JZA80)に採用されていたトヨタとゲトラグの共同開発によって生まれたV161(後期型RZ)のギア比に、ソアラ(Z3*)の5MT車用のファイナルを組み合わせて流用し最適化しています。

Circuit de Catalunya 参考タイム
2:06.859
2:15.677 (Stock)

チューニングデータ名 : ST3
キーワード1 : サーキット
キーワード2 : ハンドリング重視
フリーワード : Japan Super Taikyu ST3

2015年5月29日金曜日

Logicool Keyboard K120


こんばんは、ろど☆すたです。
今回の記事よりキーボードを変えてみました。














Logicool Keyboard K120

キーボードやマウスにはこれと言った拘りもなく、昨日まではエレコムの至って普通の数百円の物を使っていました。
何故このタイミングでK120の購入に至ったかというと、近所の家電量販店がリニューアルの為現在セール中とのことで立ち寄ってみたのです。
お目当ては他の物だったのですが、ワゴンに山積みにされたキーボードが目に入りました。
K120の上位機種に当たるものもいくつかあり、売り尽くしとのことで某インターネットショッピング大手にもひけをとらない価格で、もはや投げ売り状態でした。
せっかくなのでこの際奮発して上位機種であるK270を買おうかなと思いましたが、無線なんですね。
今の時代ワイヤレスが当たり前ですし、むしろ有線なんて今時っていうイメージなのかもしれませんが、私はよっぽどのことがない限り有線にしておきたい性分でして。
その一番の理由としては有線ならば電池が必要ないということ。
Xbox 360やWiiのコントローラーは無線で駆動させる際に単三乾電池が2つ必要でした。
充電池を使用してはいたもののやはり消費量がそれなりに大きいですし、そもそも電池が減ってくると反応が鈍くなったり振動が弱くなったりと非常に不便なんですよね。
その点有線はもちろん電池切れ、接続切れという心配はなく、常にフルパワーの動作が保証されます。
それに無線の場合電池本来の重さがプラスされますからね。

それ故にXbox OneのコントローラーはUSB接続で有線化して使っています。
キーボードもそういう点からやはり有線を選びました。
もちろん時と場合によっては無線のほうが優位な場合は大いにありますけどね。
ただ私の環境においては無線であるメリットよりもデメリットの方が多く感じられた為にK120をチョイス。

K120ですが、有線キーボードとしては高い評価を得ている商品らしく、確かに非常にタイプし易いですし反応も抜群に良いです。
キーのストロークは浅めですが、それぞれのキーが独立している故にタイプミスも最小限に抑えることができそうです。
この辺は個人の好みではありますが、私はどうしてもノートパソコンのキーボードのようなフラットなタイプが苦手でして、強いて言うならばK120ももう少しストロークが深くても良いかなという印象です。

キーボード本体の作りもしっかりとしていて普通にタイピングする分にはブレることもなくカッチリとした印象を覚えます。
キーボードのバンクについてはレッグを寝かせた状態のフルフラットと、レッグを立たせた状態の弱バンク状態の2段階です。
レッグを立たせた状態は他の一般的なキーボードと差異なく、これがスタンダードかなという感じですね。
シフトやスペースといったキーのサイズもこれと言った不満もなく、端をタイプしてもしっかりと認識してくれるので、多くの人に対応した作りになっているかと思います。

キーのタイピング音ですが、私としては非常に静かだなと思いました。
ただ、他のレビューなんかを読むと、静かなところで多少気になるレベル、といったような表記も見られますし、数万円するようなキーボードと比べた時にはやはりうるさいのかもしれません。

唯一私が気になった点としては、キーのプリントといいますか、文字ですね。プリントではなくデカールのようです。
よく見ると気がつくのですが、キーに文字がプリントされているのではなく、真っ黒のキーに上から文字のデカールが貼られています。
現状目を凝らさなければ気になりませんが、使用していくうちに剥がれたりズレたりが多少心配ではありますね。
無いなら無くても構いませんが。

2013年3月リリースのWindowsOS対応、USBキーボード、K120でした。

2015年4月15日水曜日

Daydream Believer


こんばんは、ろど☆すたです。
ずっと夢を見ていまもみてる
僕はデイドリームビリーバーそんで
彼女はクイーン
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。



1989年の忌野清志郎率いる覆面バンド"タイマーズ"のヒット曲。
元々はアメリカのビートルズに対抗したバンド"モンキーズ"の自身2番目のヒット曲で、1967年にビルボード1位を飾っています。
モンキーズのデイドリームビリーバーとタイマーズのデイドリームビリーバーは、リズムこそ同じものの歌詞の意味は大きく異なっており、ZERRY(忌野清志郎)によって書かれたなんとも言えない哀しさや愛を感じさせられる詩は今なお支持を得ています。

そんなタイマーズのデイドリームビリーバーは日本ではモンキーズの原曲以上に有名となり、発売から25年以上経つ今日でも多くの場面で使用されています。
テレビCMにもコンスタントに起用され、現在では2011年から継続してセブン&アイホールディングスのCMに使用されています。
何故4年にも渡って同じ曲を使い続けているのか、疑問に思う人も多く、中にはセブン&アイホールディングスお客様相談室に問い合わせた方もいるようです。
セブン&アイホールディングスの解答には、時代に左右されない曲であること、社員、客、共に支持されていること、といった内容が挙げられたそうな。

純粋にデイドリームビリーバーの歌詞を見れば、すごく切なくも愛しくも感じられるような、まさに時代に左右されず、多くの人に受け入れられるような曲ですよね。
ただ、忌野清志郎はあくまでロックミュージック。デイドリームビリーバーを歌っている容姿は皮肉でもあり、チェルノブイリ事故の際に真っ先に原発反対を訴えていた反体制派を貫いてきた人物でもあります。
決して忌野清志郎を否定するわけでも侮辱するわけでもないのですが、セブン&アイホールディングスという日本の大企業が敢えて、タイマーズのデイドリームビリーバーを長きにわたってCMに起用し続ける理由とは、上述の内容だけなのでしょうか。

ちなみに私自身、セブン&アイホールディングスがデイドリームビリーバーを起用し続ける理由は、皮肉抜きで単に会長鈴木敏文氏の個人的な好みかと思っていました。

今やコンビニエンスストア業界最大手となったセブンイレブン。
一つの店舗に置ける商品数にはもちろん限りがありますし、その中で売れ筋死に筋をいち早く見分け入れ替えて行かなければなりません。
もちろんそれは各店舗のオーナーや店長の仕事でもあるのですが、セブンイレブンジャパンでも推奨商品、推奨取り消し商品を設定して各店舗へ入れ替えを促しています。
特にその中でも入れ替わりが激しいのがドリンク類とアイス類。
しかしその入れ替わりが激しい中でも、セブンイレブン全店舗に必ず置いてあるアイスがあるんだとか。

ガリガリ君。

以前、セブン&アイホールディングス会長の鈴木敏文氏とそのお孫さんが二人で、会長宅近所のセブンイレブンにお孫さんの好物というガリガリ君を買いに行った時のこと。
偶然その店舗にはガリガリ君がなかったんだとか。
そこで激怒した鈴木会長はその場でセブンイレブン全店にガリガリ君を置くことを命じた、と。
あくまで噂にすぎませんが、確かに私の知る限りではガリガリ君の無いセブンイレブンは見た記憶がないように思います。
それ以前に、セブンイレブンに限らず、ガリガリ君の無いコンビニやスーパー自体が珍しい気もしますが。

数年前よりセブンイレブンジャパンと赤城乳業は提携してガリガリ君を開発・販売していることからもそういう話が生まれたのかもしれないですね。
また、ガリガリ君のコーンポタージュ味を会長が試食したところ口に合わなかったのか、突如全廃棄なんていう事でも話題になっていたのが記憶に新しいです。

鈴木敏文会長とガリガリ君との話題は今後も尽きそうにないですね。


2015年4月5日日曜日

Forza Horizon Presents Fast & Furious


こんばんは、ろど☆すたです。
Forzaシリーズにはドライビングシミュレーターとしての色の強いMotorsportと、オープンワールドのHorizonの2つのバージョンがあります。
そのHorizonの最新作、Forza Horizon 2をベースに作成されたスタンドアローン版DLC、「Forza Horizon Presents Fast & Furious」が先月27日より期間限定で無料で配信されています。


















日本では4月17日より公開される人気カーアクション映画の最新作「ワイルドスピード SKY MISSION(原題: Fast & Furious 7)」の公開を記念して、配給元のユニバーサルピクチャーズとマイクロソフトがパートナシップを結び、Xbox One、Xbox 360両ハードで配信されています。
宣伝を兼ねてか4月10日までは無料配信、その後も$10と比較的お求めやすい価格での配信となっています。
また先述の通りスタンドアローン版(別のソフトに依存しない)の為、Forza Horion 2を持っていないプレイヤーでもすべての機能を楽しめるようになっています。
むしろForza Horion 2の豪華なデモと言っても良いのではないでしょうか。
現に私はForza Motorsportシリーズは2以降全てプレイしているものの、Horizonシリーズは未体験なので良い機会になりました。
登場する車がワイルドスピードSKY MISSIONにちなんでいるだけで、基本的なゲームシステムはほぼForza Horizon 2なんだとか。

















ゲームの内容としては、ワイルドスピードX2以降天才メカニックとして登場する「テズ・パーカー」にトランスポーターとして雇われ、Forza Horizon 2の舞台でもあるフランス南部の都市、ニース近郊でストリートレースやミッションをこなし10台の車を集めていくというもの。
普通にプレイしていけば2~3時間でコンプリートでき、実績もほぼストーリーを進めて行くだけで解除できるものばかりなので、飽きる間もなく終わってしまったという印象です。
Horizonシリーズは未体験ですが、やはりForzaを名乗っているだけあって、グラフィックや車のモデリング、サウンドは流石ですね。圧巻です。
挙動に関してはMotorsportよりもドリフトしやすくなっている印象を受けました。
またワイルドスピードを題材にしている故か、全車とても性能が上げられており、300km/hオーバーの世界の爽快感はすごいですね。

















また、Motorsportにはない未舗装路が多くあったり、バサーストヘリや輸送機といった車以外の乗り物とも対戦できたりと、ワイルドスピードのように"カーアクション"的要素がふんだんに盛り込まれています。
この辺りはForza Horizonそのものでもありますね。

ちなみにフォトに幾度と登場している白いJZA80スープラは、劇中にももちろん登場するのですが、ワイルドスピードシリーズに於いてブライアン・オコナー役を演じていた故ポール・ウォーカーの一番お気に入りの実際の所有車でもあったんだとか。
ワイルドスピードSKY MISSIONの撮影途中に事故によって40歳の若さで亡くなったポール・ウォーカーの代役は、実の弟であるコディ・ウォーカーが務めることとなり、完成までたどり着きました。
新作SKY MISSIONは時系列的にはワイルドスピードX3 TOKYO DRIFTの次に当たるようで、舞台は東京からスタートするそうです。

2015年3月30日月曜日

Forza Motorsport 5


こんばんは、ろど☆すたです。
ツーリストトロフィーからのホンダ・フォルツァではありません。
昨年9月に日本でも発売された、マイクロソフトのXbox OneとForza Motorsport 5を遅ればせながら購入致しました。

















もともとForzaシリーズはXbox 360のForza 2からプレイし続けているのですが、Xbox Oneローンチ当時、本体とソフトを揃えられる程の大金をポンと出す余裕が無かったため泣く泣くスルーしていました。
あれから半年程経ち、Twitter等でも度々Forzaの話題が上る度に購買意欲が増しまして、遂に購入に踏み切ってしまいました。

2009年にお年玉でXbox 360を買った時から早6年。
Xbox 360末期はほぼForza専用機となっていましたが、遂に自分で稼いだお金(アルバイトではありますが)でゲーム機が買えるようになったのだと思うと感慨深いものもありますね。

















先ずXbox Oneですが、サイズは360より一回りくらい大きいでしょうか。
そしてかなり静かになりました。
先述の通り'09モデルのアーケードの為、Xbox 360の中でも古い方の部類になるのでより一層静かになったと感じるのかもしれません。
ちなみに今さらではありますが、よく6年間、一度も故障せずに頑張ってくれたなと思います。
Xbox 360はそもそも信頼性にかなり問題があったハードでありますし、使用頻度もそれなりに高かったと思います。
偶然良いタマを引き当てたのかもしれませんが、本当にうちのXbox 360には感謝です。
(信頼性に問題があったのは主に型番がB4Jから始まる最初期のモノのみという見解もありますが)

コントローラーも多少変更があり、トリガーのストロークが若干少なくなったかな、と感じました。
その分トリガーにもモーターが入り振動するようになった為、テールがスライドしそうになる時や、ブレーキがロックしそうになる時にトリガーからフィードバックしてくれます。
また360のコントローラーは無線のものと有線のものが売られていましたが、Oneでは一つのコントローラーで無線のみでなく、SonyのDual Shock 3のようにマイクロUSBで本体と接続することで有線としても使用できるようになりました。
これは便利だなと思います。

















肝心のForza 5ですが、やはり次世代機という事あってグラフィックには驚きましたね。
初めてForza 4をプレイした時にも感動しましたが、5をプレイしてしまった今見るとどうしても色褪せてしまいます。
挙動に関しては基本は変わらず、タイヤの限界がより低くなったように感じました。
2からしかプレイしたことはないのですが、2が一番ピーキーだったイメージがあります。
3になってタイヤのしなりを実装した故か突然グリップレベルが格段に上がり、その後4、5とまた少しずつグリップが落ちて行っているように感じます。
とはいえども私は実際の車の運転経験が無い為、果たしてどの挙動が一番リアルなのかは分かりかねますが。
ただ、5では縁石に乗った状態でのフルブレーキングや、エスケープゾーンへの脱輪等よりシビアになっているようにも感じました。

また5の目玉でもあるドライバター。
ドライバターとはプレイヤーの実際の走りを分析し、名前と特徴をそのままAIとして登場させるというような機能のことです。
厳密にはAIと言っていいのか微妙なラインではありますが、実際4以前のAIにもそれぞれ特徴と個性が実装されていたのも事実です。
5ではよりその精度を上げて、さも実際のプレイヤーと走っているかのような錯覚に陥らせてくれます。

これがまたかなり白熱するんですよね。
毎レース最大5名(自車含め全16名中)のフレンドのドライバターが登場するのですが、3や4の頃にオンライン対戦していた方のドライバターはまさにそのまま走るんです。
ドライバターのレベルを上げると、オンライン対戦でもあと一歩のところで勝てなかったフレンドに、ドライバターでもあと一歩で勝てない、なんていう最高に白熱したバトルが楽しめるので、今のところオフラインばかりやっています。

4に比べて車種やコースが減っていたり、ソート機能が不便だったりと本国ローンチタイトル故か、中途半端さも否めませんが、それ以上にドライバターとグラフィック、サウンド、そして運転する楽しさが勝っていて、Xbox OneをForza専用機と見ても十分良い買い物だったのではないかと思います。

Forza 5をプレイされている方とご一緒出来れば嬉しいです。
Xbox One ゲーマータグ: Roadstermx5R