2015年3月30日月曜日

Forza Motorsport 5


こんばんは、ろど☆すたです。
ツーリストトロフィーからのホンダ・フォルツァではありません。
昨年9月に日本でも発売された、マイクロソフトのXbox OneとForza Motorsport 5を遅ればせながら購入致しました。

















もともとForzaシリーズはXbox 360のForza 2からプレイし続けているのですが、Xbox Oneローンチ当時、本体とソフトを揃えられる程の大金をポンと出す余裕が無かったため泣く泣くスルーしていました。
あれから半年程経ち、Twitter等でも度々Forzaの話題が上る度に購買意欲が増しまして、遂に購入に踏み切ってしまいました。

2009年にお年玉でXbox 360を買った時から早6年。
Xbox 360末期はほぼForza専用機となっていましたが、遂に自分で稼いだお金(アルバイトではありますが)でゲーム機が買えるようになったのだと思うと感慨深いものもありますね。

















先ずXbox Oneですが、サイズは360より一回りくらい大きいでしょうか。
そしてかなり静かになりました。
先述の通り'09モデルのアーケードの為、Xbox 360の中でも古い方の部類になるのでより一層静かになったと感じるのかもしれません。
ちなみに今さらではありますが、よく6年間、一度も故障せずに頑張ってくれたなと思います。
Xbox 360はそもそも信頼性にかなり問題があったハードでありますし、使用頻度もそれなりに高かったと思います。
偶然良いタマを引き当てたのかもしれませんが、本当にうちのXbox 360には感謝です。
(信頼性に問題があったのは主に型番がB4Jから始まる最初期のモノのみという見解もありますが)

コントローラーも多少変更があり、トリガーのストロークが若干少なくなったかな、と感じました。
その分トリガーにもモーターが入り振動するようになった為、テールがスライドしそうになる時や、ブレーキがロックしそうになる時にトリガーからフィードバックしてくれます。
また360のコントローラーは無線のものと有線のものが売られていましたが、Oneでは一つのコントローラーで無線のみでなく、SonyのDual Shock 3のようにマイクロUSBで本体と接続することで有線としても使用できるようになりました。
これは便利だなと思います。

















肝心のForza 5ですが、やはり次世代機という事あってグラフィックには驚きましたね。
初めてForza 4をプレイした時にも感動しましたが、5をプレイしてしまった今見るとどうしても色褪せてしまいます。
挙動に関しては基本は変わらず、タイヤの限界がより低くなったように感じました。
2からしかプレイしたことはないのですが、2が一番ピーキーだったイメージがあります。
3になってタイヤのしなりを実装した故か突然グリップレベルが格段に上がり、その後4、5とまた少しずつグリップが落ちて行っているように感じます。
とはいえども私は実際の車の運転経験が無い為、果たしてどの挙動が一番リアルなのかは分かりかねますが。
ただ、5では縁石に乗った状態でのフルブレーキングや、エスケープゾーンへの脱輪等よりシビアになっているようにも感じました。

また5の目玉でもあるドライバター。
ドライバターとはプレイヤーの実際の走りを分析し、名前と特徴をそのままAIとして登場させるというような機能のことです。
厳密にはAIと言っていいのか微妙なラインではありますが、実際4以前のAIにもそれぞれ特徴と個性が実装されていたのも事実です。
5ではよりその精度を上げて、さも実際のプレイヤーと走っているかのような錯覚に陥らせてくれます。

これがまたかなり白熱するんですよね。
毎レース最大5名(自車含め全16名中)のフレンドのドライバターが登場するのですが、3や4の頃にオンライン対戦していた方のドライバターはまさにそのまま走るんです。
ドライバターのレベルを上げると、オンライン対戦でもあと一歩のところで勝てなかったフレンドに、ドライバターでもあと一歩で勝てない、なんていう最高に白熱したバトルが楽しめるので、今のところオフラインばかりやっています。

4に比べて車種やコースが減っていたり、ソート機能が不便だったりと本国ローンチタイトル故か、中途半端さも否めませんが、それ以上にドライバターとグラフィック、サウンド、そして運転する楽しさが勝っていて、Xbox OneをForza専用機と見ても十分良い買い物だったのではないかと思います。

Forza 5をプレイされている方とご一緒出来れば嬉しいです。
Xbox One ゲーマータグ: Roadstermx5R

2015年3月6日金曜日

PlayStation2をD端子で


こんばんは、ろど☆すたです。
先日ps2ソフト"ツーリストトロフィー"を購入しちょこちょこ遊んでいたのですが、液晶テレビにコンポジット接続故、文字が潰れたり滲んだりしている点が気になっていました。
そこで少しインターネットで調べてみると、ツーリストトロフィーはプログレッシブに対応しているではありませんか。
そこで購入したのがこちら。



























デイテル・ジャパン PS3/PS2用 D端子ケーブル "美接続"

サードパーティ製ではありますが、こういう部分はソニー製だから良いという訳でもないですし、amazonでのレビューも良かったのでデイテルの製品にしてみました。

商品到着後早速接続してみたのですが、音声は出るものの画面は真っ暗!
繋ぎ直してみたり、端子に息を吹きかけてみたり(良くないようですね)してみましたが真っ暗なまま。
試行錯誤の結果、あらかじめコンポジット接続をしている状態でps2ダッシュボードから映像出力をRCBからY/Cb/Pb/Cr/Prに変更してからD端子で接続すると無事表示されました。
改めて考えてみれば、ps2本体はRCBで出力しているのにY/Cb/Pb/Cr/Prで表示させようなんてのは無理なことですよね。

接続後はそのままソフトを起動し、ゲームの設定から画面サイズを16:9、映像出力を1080iにすることで見違えるように綺麗になりました。
ただ私の環境によるものなのかもしれませんが、テレビやps2本体近くの電気の電源のON/OFF等で一瞬チラつきが確認できました。
レース中でも気にならない程度ですが、一応肉眼で気がつくレベルではありました。

ちなみにD端子、今となってはもはや過去の遺物のような存在でも有りますが、HDMIが普及する前まではアナログ接続で最もきれいな端子とされてきました。
D1からD2、D3、D4、D5まであり、数が大きくなるほど大きな解像度に対応しており、D2はD1、D3はD1、D2といったように下位のバージョンも含めて表示することができます。

ps2はD1(480i)、D2(480p)、最も解像度が高いものでD3(1080i)が限界、
ちなみにps3はD5(1080p)からHDMIにかけて対応しているようです。
ここでよく見かける480pだとか1080iなどの数字ですが、意外とこの意味が知られていないようですね。
私も最近まで正直よくわかっていませんでした。

480や1080の数字は出力される映像の縦の解像度のことなんです。
480は640×480から来ています。
このサイズが良く耳にする"VGA"という規格で黄金比とも呼ばれる4:3を採用しています。
1080は1920×1080。こちらは最近の主流でもある"フルHD"と呼ばれている規格ですね。16:9を採用しています。
つまり数字が大きくなればなるほど縦の解像度が上がる、すなわち画面解像度が上がるということになりますね。
ちなみに最近話題になっている8Kと呼ばれる解像度は7680×4320で、4320pとなるんです。
フルHDのおよそ8倍の解像度をいずれはテレビ放送したいようですが、果たしてどうなるんでしょうか。

その解像度の後ろにつくiやpの文字。これはインターレースとプログレッシブの頭文字から来ています。
映像は24コマ/秒、30コマ/秒のいわばコマ送りなんです。
インターレースとはそのコマを奇数と偶数にわけて交互に表示することで映像として流しています。
対してプログレッシブは1つのコマをそのまま切り替えて行くことで映像となります。
テレビ放送は全てインターレースで行われていますが、近年のゲームやブルーレイなんかはプログレッシブになっており、比べて見ると連続して流れる部分等はやはりインターレースだと少しチラつくように見える場合があるようですね。
フルHDとして販売されている現在のテレビは全てプログレッシブの1080pとなってはいますが、テレビ放送がインターレースな為、1080iもサポートされています。

技術的にはやはり1つのコマを高速で切り替えるプログレッシブの方が難しく、D端子も解像度の低いインターレースから順に対応して行ったようですね。
ツーリストトロフィーがリリースされた当時('06年頃)はD3が最先端だったらしく、最大で1080iまで対応になっています。
そもそも古いハードですから多くを求めるのも酷な事ではありますが、少ないながらも他にもD端子出力が可能なソフトはあるようです。
今は亡きサイトのミラーページですが、数少ないプログレッシブ対応ps2ソフトがまとめてあります。
ちなみにツーリストトロフィーのベースであるグランツーリスモ4はもちろんプログレッシブ(D3)対応です。
プログレクラブZ