2015年3月6日金曜日
PlayStation2をD端子で
こんばんは、ろど☆すたです。
先日ps2ソフト"ツーリストトロフィー"を購入しちょこちょこ遊んでいたのですが、液晶テレビにコンポジット接続故、文字が潰れたり滲んだりしている点が気になっていました。
そこで少しインターネットで調べてみると、ツーリストトロフィーはプログレッシブに対応しているではありませんか。
そこで購入したのがこちら。
デイテル・ジャパン PS3/PS2用 D端子ケーブル "美接続"
サードパーティ製ではありますが、こういう部分はソニー製だから良いという訳でもないですし、amazonでのレビューも良かったのでデイテルの製品にしてみました。
商品到着後早速接続してみたのですが、音声は出るものの画面は真っ暗!
繋ぎ直してみたり、端子に息を吹きかけてみたり(良くないようですね)してみましたが真っ暗なまま。
試行錯誤の結果、あらかじめコンポジット接続をしている状態でps2ダッシュボードから映像出力をRCBからY/Cb/Pb/Cr/Prに変更してからD端子で接続すると無事表示されました。
改めて考えてみれば、ps2本体はRCBで出力しているのにY/Cb/Pb/Cr/Prで表示させようなんてのは無理なことですよね。
接続後はそのままソフトを起動し、ゲームの設定から画面サイズを16:9、映像出力を1080iにすることで見違えるように綺麗になりました。
ただ私の環境によるものなのかもしれませんが、テレビやps2本体近くの電気の電源のON/OFF等で一瞬チラつきが確認できました。
レース中でも気にならない程度ですが、一応肉眼で気がつくレベルではありました。
ちなみにD端子、今となってはもはや過去の遺物のような存在でも有りますが、HDMIが普及する前まではアナログ接続で最もきれいな端子とされてきました。
D1からD2、D3、D4、D5まであり、数が大きくなるほど大きな解像度に対応しており、D2はD1、D3はD1、D2といったように下位のバージョンも含めて表示することができます。
ps2はD1(480i)、D2(480p)、最も解像度が高いものでD3(1080i)が限界、
ちなみにps3はD5(1080p)からHDMIにかけて対応しているようです。
ここでよく見かける480pだとか1080iなどの数字ですが、意外とこの意味が知られていないようですね。
私も最近まで正直よくわかっていませんでした。
480や1080の数字は出力される映像の縦の解像度のことなんです。
480は640×480から来ています。
このサイズが良く耳にする"VGA"という規格で黄金比とも呼ばれる4:3を採用しています。
1080は1920×1080。こちらは最近の主流でもある"フルHD"と呼ばれている規格ですね。16:9を採用しています。
つまり数字が大きくなればなるほど縦の解像度が上がる、すなわち画面解像度が上がるということになりますね。
ちなみに最近話題になっている8Kと呼ばれる解像度は7680×4320で、4320pとなるんです。
フルHDのおよそ8倍の解像度をいずれはテレビ放送したいようですが、果たしてどうなるんでしょうか。
その解像度の後ろにつくiやpの文字。これはインターレースとプログレッシブの頭文字から来ています。
映像は24コマ/秒、30コマ/秒のいわばコマ送りなんです。
インターレースとはそのコマを奇数と偶数にわけて交互に表示することで映像として流しています。
対してプログレッシブは1つのコマをそのまま切り替えて行くことで映像となります。
テレビ放送は全てインターレースで行われていますが、近年のゲームやブルーレイなんかはプログレッシブになっており、比べて見ると連続して流れる部分等はやはりインターレースだと少しチラつくように見える場合があるようですね。
フルHDとして販売されている現在のテレビは全てプログレッシブの1080pとなってはいますが、テレビ放送がインターレースな為、1080iもサポートされています。
技術的にはやはり1つのコマを高速で切り替えるプログレッシブの方が難しく、D端子も解像度の低いインターレースから順に対応して行ったようですね。
ツーリストトロフィーがリリースされた当時('06年頃)はD3が最先端だったらしく、最大で1080iまで対応になっています。
そもそも古いハードですから多くを求めるのも酷な事ではありますが、少ないながらも他にもD端子出力が可能なソフトはあるようです。
今は亡きサイトのミラーページですが、数少ないプログレッシブ対応ps2ソフトがまとめてあります。
ちなみにツーリストトロフィーのベースであるグランツーリスモ4はもちろんプログレッシブ(D3)対応です。
プログレクラブZ
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