こんばんは、ろど☆すたです。
ずっと夢を見ていまもみてる
僕はデイドリームビリーバーそんで
彼女はクイーン
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
1989年の忌野清志郎率いる覆面バンド"タイマーズ"のヒット曲。
元々はアメリカのビートルズに対抗したバンド"モンキーズ"の自身2番目のヒット曲で、1967年にビルボード1位を飾っています。
モンキーズのデイドリームビリーバーとタイマーズのデイドリームビリーバーは、リズムこそ同じものの歌詞の意味は大きく異なっており、ZERRY(忌野清志郎)によって書かれたなんとも言えない哀しさや愛を感じさせられる詩は今なお支持を得ています。
そんなタイマーズのデイドリームビリーバーは日本ではモンキーズの原曲以上に有名となり、発売から25年以上経つ今日でも多くの場面で使用されています。
テレビCMにもコンスタントに起用され、現在では2011年から継続してセブン&アイホールディングスのCMに使用されています。
何故4年にも渡って同じ曲を使い続けているのか、疑問に思う人も多く、中にはセブン&アイホールディングスお客様相談室に問い合わせた方もいるようです。
セブン&アイホールディングスの解答には、時代に左右されない曲であること、社員、客、共に支持されていること、といった内容が挙げられたそうな。
純粋にデイドリームビリーバーの歌詞を見れば、すごく切なくも愛しくも感じられるような、まさに時代に左右されず、多くの人に受け入れられるような曲ですよね。
ただ、忌野清志郎はあくまでロックミュージック。デイドリームビリーバーを歌っている容姿は皮肉でもあり、チェルノブイリ事故の際に真っ先に原発反対を訴えていた反体制派を貫いてきた人物でもあります。
決して忌野清志郎を否定するわけでも侮辱するわけでもないのですが、セブン&アイホールディングスという日本の大企業が敢えて、タイマーズのデイドリームビリーバーを長きにわたってCMに起用し続ける理由とは、上述の内容だけなのでしょうか。
ちなみに私自身、セブン&アイホールディングスがデイドリームビリーバーを起用し続ける理由は、皮肉抜きで単に会長鈴木敏文氏の個人的な好みかと思っていました。
今やコンビニエンスストア業界最大手となったセブンイレブン。
一つの店舗に置ける商品数にはもちろん限りがありますし、その中で売れ筋死に筋をいち早く見分け入れ替えて行かなければなりません。
もちろんそれは各店舗のオーナーや店長の仕事でもあるのですが、セブンイレブンジャパンでも推奨商品、推奨取り消し商品を設定して各店舗へ入れ替えを促しています。
特にその中でも入れ替わりが激しいのがドリンク類とアイス類。
しかしその入れ替わりが激しい中でも、セブンイレブン全店舗に必ず置いてあるアイスがあるんだとか。
ガリガリ君。
以前、セブン&アイホールディングス会長の鈴木敏文氏とそのお孫さんが二人で、会長宅近所のセブンイレブンにお孫さんの好物というガリガリ君を買いに行った時のこと。
偶然その店舗にはガリガリ君がなかったんだとか。
そこで激怒した鈴木会長はその場でセブンイレブン全店にガリガリ君を置くことを命じた、と。
あくまで噂にすぎませんが、確かに私の知る限りではガリガリ君の無いセブンイレブンは見た記憶がないように思います。
それ以前に、セブンイレブンに限らず、ガリガリ君の無いコンビニやスーパー自体が珍しい気もしますが。
数年前よりセブンイレブンジャパンと赤城乳業は提携してガリガリ君を開発・販売していることからもそういう話が生まれたのかもしれないですね。
また、ガリガリ君のコーンポタージュ味を会長が試食したところ口に合わなかったのか、突如全廃棄なんていう事でも話題になっていたのが記憶に新しいです。
鈴木敏文会長とガリガリ君との話題は今後も尽きそうにないですね。