2015年1月25日日曜日

Honda Suzuki 110cc


こんばんは、ろど☆すたです。
一昨日23日に新型タクト、発売されました。

そのタクトが発表された16日金曜日、新型ディオ110も発表されていました。


















デザインは現行ディオ110のキープコンセプトで、14インチのスクーターとしては大径ホイールを履き、アジアンチックなイメージです。
価格、発売日共に未定ですが、今春の発売を目処に調整中だそうな。

デザインこそ大きな変更点は見られませんが、注目は新開発エンジン。
次世代小型スクーター用エンジンであるeSP。その空冷版を新たに開発し、このディオ110に初めて搭載される予定です。
新型タクトを含む、PCXやリードといった近年のホンダの小型スクーターに搭載されているeSPは全て水冷だったんですね。
水冷と空冷を比べると、水冷の方がパワーが出しやすいというイメージがありますが、もともと数馬力の小排気量エンジンを載せた小型スクーターでは、そこまで違いがあるわけではなく、むしろ従来のスクーターの強制空冷の方が軽量化によるメリットのほうが多いようです。

また燃費や環境面でも、水冷より空冷の方が不利かと思われましたが、
排気量の違いはあれど現行水冷eSP搭載PCX125は53.7km/L、
空冷eSP搭載新型ディオ110は57.9km/Lと向上しているようです。

そしてこのディオ110を追うようにスズキから発表されたのが、アドレス110。
過去にスズキから販売されていたアドレス110の2stエンジンは、後にも先にも原付二種至上最高にして最速のエンジンとすら評されていました。
現に工場出荷時状態でゆうに100km/hを超えてしまうポテンシャルだったんだとか。
逆にアドレスV100とはかけ離れた大きく重いボディが残念ではありました。

そこで3月19日、V100の軽快さを併せ持つ新型アドレス110が発売されます。

















実は昨年の9月にドイツで発表されてはいたようです。
ディオ110と同じく14インチタイヤにアルミキャストホイールと似た印象を受けますね。
スズキの50ccスクーターは国産がウリではありますが、こちらのアドレス110はインドネシア生産となるそうです。
なお現行ディオ110は中国生産。
近年は海外生産が多いのはもはや仕方のないことなんでしょうか。
ちなみに大径ホイールにすることによって安定性や取り回し、乗り心地が向上するといったメリットももちろんありますが、日本以外のアジア圏だけでなく欧州でもそれが主流のためこういったデザインが増えてきているように思えます。
逆に12インチのスクーターというのはむしろ珍しい存在でもあるそうな。

14インチによるデメリットはインチが大きくなる為幅が細くなる点と、スクーターのウリでもあるメットインがどうしても小さくなってしまう点があげられます。

新型アドレス110は装備重量97kg。現行ディオ110は103kg。
アドレスはクラストップの軽量さを謳ってはいますが、同じスズキのレッツ4は68kgと30kg近く重く、やはり往年のアドレスV100のような驚異的な軽さは実現できなかったようですね。少し残念です。
燃費も51.2km/LとホンダのeSPには及びませんが、SEPと呼ばれる高効率エンジンを搭載し、ハイカムの恩恵も受け現行ディオ110の8.4psを上回る9.1psを発生させます。

そしてなんといっても驚きなのが205,200円という価格。
現行ディオ110と全く同じ価格設定です。新型ディオ110がどう出るかも楽しみです。
最近は50ccスクーターでも20万円を超える車両が当たり前ですから、とても安く感じられますよね。

原付とバイクのいいとこ取りとも言われる原付二種。
ここ数年は非常に熱い市場となっていますし、スクーター好きな私からするととても今後が楽しみでもあります。

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